カイロ→ルクソールを寝台列車で移動しました!予約方法から料金・感想まとめ。




カイロからルクソールを、寝台列車で移動しました。

チケット購入では色々ありましたが、移動自体は快適だったと思います。

チケットの予約方法から、料金、乗った感想などまとめました。

カイロ→ルクソール 寝台列車の予約方法・料金

チケットの予約・購入は地下鉄ギザ駅近くにある

「鉄道ギザ駅」横にある建物で購入することが出来ます。


緑の建物「Sleeping Trains reservation Office」

で、寝台列車のチケットを購入&予約できます。

料金は、一人110ドル。
二人だと、一人80ドル。

しかし、支払い方法はキャッシュオンリーです。しかもUSドル!

クレジットカード使えると思っていた私達は買えず(T_T)

いまさらドルの現金をゲットすることは出来ませんので
ベニス細川家というゲストハウスで、購入しました。

エジプトポンド払いで、2人分4600ポンド(約32,200円)
ポンドで購入できたから良いのですが、仲介手数料が高いです。

オフィスで買えば160ドル(約17,600円)ですから
ドルが用意できなかったことが悔やまれます。
USドルは必ず用意していきましょう。

今思うと、ベルトラを利用してチケットを手配しても良かったかも。
日本語で予約できるし、送迎付きだし。

ベルトラは現地ツアー(空港の送迎、移動の手配、日帰りツアー、プライベートガイドなど)が豊富です。
困った時に頼れます。

カイロ⇔ルクソール 寝台列車手配
icon

チケット詳細
出発駅 ラムセス駅
出発時刻 19時20分(移動時間9~10時間)

寝台列車に乗るにはラムセス駅から

始発はラムセス駅でした。ギザ駅でも乗れます。

地下鉄でラムセス駅に向かうと・・・

「To Railway Station」と道案内があります。
この看板に沿って、通路をまっすぐ、
最後に階段を登ると、そこがラムセス駅です。

 


建物が新しめで、かっこいいラムセス駅。
画像正面は出口で、入口は建物の左側です。

入口にはエジプト恒例の荷物チェックがあるのですが
利用者が多くて、もみくちゃになりながら、荷物を機械に通しました。

ぼーっとしてたらどんどん抜かされるので
攻めの姿勢が大事だと思います。


こちらがラムセス駅の中です。
イスラムっぽい雰囲気の、きれいな建物でした。

まずは2階にあるカフェで一休み。


観光地価格のカフェですが
ゆっくりできるので、つい利用してしまう。
エアコンはなくファンのみで、暑いんですよね・・・
アイスカフェラテはうまかった!

もちろん会計はサービス料が付きます。
時間になりましたので、ホームへ移動。

寝台列車に乗車するため、ホームの確認をするが・・・


1階のホームでは、電光掲示板があります。
車両番号・行き先・時間・ホームが表示されます。

私が利用する寝台列車は
「車両番号84 出発時間19時20分・アスワン行き」
しかし電光掲示板には
「車両番号86 出発時間19時45分・アスワン行き」とある。
微妙に違うが、コレであっているのだろうか?

困っていると、男性が声をかけてくれます。
ありとあらゆる場所の人に聞いてくれて
やっと分かりました。
※Customer Serviceではわからないようです(;´∀`)

結局「車両番号86 出発時間19時45分・アスワン行き」
で、合っているようです。
どこのホームか確認するだけなのに
現地人がこんなに苦労しないとわからないなんて
エジプトは奥深いですね。

 


ホームへの入口です。
電光掲示板の下ではありませんでした。


8番ホームで間違いないようです。
ホームと乗り場まで教えてくれた親切な男性に心から感謝です。
エジプト人はボリもしますが
とっても親切な人も多くいました。

ホームにある売店で、水とちょっとした食料を購入。
電車を待ちます。

トイレもありましたよ。

寝台列車に乗車、移動開始。


19時10分ごろ、電車がやってきました。

車両は比較的長め。
ゆっくり走っているので、写真が撮りやすかったです。

車両の入口にスタッフが居るので
チケットを見せて、中に案内してもらいました。


3人がけのシートですね。
あとはちょっとしたスペースがあるくらいです。

エアコンは軽くきいていて、ちょっと暑い。

そして出発したのが19時25分!

電光掲示板には19時45分と書いてあったのに。
何人か乗りそびれた人もいるのではないか?と思う。

 

それでは、部屋の中の設備をご紹介しますね!


左側の棚には、ドリンクホルダーと石鹸。
ちょっとした物置きスペースがあります。
右側は鏡です。
その下に、電源プラグがあります。

スマホとカメラを充電しました。
よく途中で切れましたが、充電自体は問題なくできました。

Wi-Fiは使えませんでした。

 


なんと洗面台とタオルも!
もちろん飲むことは出来ません。

 


服をかけるハンガーもありました。

 


こちらのボタン。
各ベッドの頭上にあります。
・黒はライトを付けるボタン
・白は世話焼きスタッフを呼び出すためのボダン
なにも知らず「これなんだろう?」と白いボタンを押したら
世話焼きスタッフがやってきました。

各車両にはトイレが2つありました。
ぼっとんタイプなので、停車中は利用できません。
清潔感があるとは言えませんが
使えないほどではないと思う。
トイレットペーパーや手拭きペーパーもありました。

晩御飯を頂く

ギザ駅を出ると、いよいよ晩御飯です。

世話焼きスタッフが部屋に持ってきてくれます。


左上 スイーツ
真ん中上 塩ゆでしたと思われる野菜
右上 鶏肉を焼いたもの
左下 パン
真ん中下 生野菜
右下 塩の味がついたライス

塩味のライスが、意外にいけるんですよ。
鶏肉にも合うし。
生野菜は美味しい。
スイーツは当然甘いです。

全体的にまぁまぁかなーという印象。
エジプトで食べた食事の中では、いい感じです。


こちらが食事についていた、ドリンクのメニュー表。
食事はコミコミですが、ドリンクは別料金となります。

ということで「Nescafe」を頂くことに。


こちらが「Nescafe」(15ポンド)
世話焼きスタッフが作ってきてくれました。
商品を受け取った時に、払います。
「coffee」はブラック、「Nescafe」ミルク入り。

飲んでみると美味しかったです。
砂糖が入っていないので、大変私好み。
(砂糖は4袋付いていました。)

寝る準備をする

ご飯後はいよいよ寝る準備です。
世話焼きスタッフがやってきて、3席シートの部屋を
ベッドにしてくれました。


こちらが上下の2段ベッドです。

170センチの姉が快適に寝られる程度の広さがありました。


こちらがベッド横にあった、収納。
水とメガネを入れました。

それではおやすみなさい~スヤスヤ(-_-)zzz

起床&朝ごはん

4時15分頃
世話焼きスタッフが
「ルクソールが近いから、そろそろご飯だ」と起こしてくれました。
ありがたいですね。

しかし、寝る前は快適だった涼しさが
朝にはキンキンに冷えていて、とても寒いです。
ウルトラライトダウンを装着しました。


こちらが朝食。
パンが3つのジャム・マーガリンですね。
「Nescafe」も注文。
冷えた体にNescafeの温かさが身に沁みました。

その後降りる準備をする。

到着まで5分くらいの時に
世話焼きスタッフが「あと5分」と教えてくれました。

部屋を出て、到着を待ちました。

ルクソール駅に到着

5時01分 ルクソールに到着。
(9時間半の移動時間でした)

チケットを手配したときに
「列車はかなり遅れる」なんて話も聞いていましたが
定刻(?)に到着しました。

そして、ルクソールで降りる客はほぼいませんでした。


夜明けのルクソール。
とてもキレイな空でしたが・・・

ルクソールに到着した途端、タクシーだのタクシーだの
しつこい客引きにうんざりするの巻。

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まとめ&感想

とても快適な移動でした。
食事も美味しかったし、ベッドも快適で眠れました。

昼に観光で歩き回っていたので、その疲れもあったかもしれません。

正直、もう少しゆっくり寝たかったな~というのが感想です。

移動手段としてはおすすめです。ぜひ利用してみてくださいね。
USドルも忘れずに!

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