【島根・美保神社】ご利益・参拝時間(方法)・アクセス・御朱印情報まとめ!




昔から「大社だけでは片参り」と言われ

出雲大社と一緒にお参りすると良い、とされている美保神社。

今回の記事では、美保(みほ)神社について
・創建の歴史、御祭神
・ご利益・ご神徳
・参拝ルート・所要時間
・アクセス方法
・御朱印情報

をまとめました。ご覧ください。

島根・美保神社 創建の歴史と御祭神

美保神社の創建について、詳細不明。

ただ、8世紀(奈良時代)には存在していたことが分かっています。

また境内から、勾玉の破片など4世紀頃~6世紀後半頃の物が出土。

古墳時代以前にも、何らかの祭祀が行われていたと考えられています。

歴史はかなり古いようですね。

 

御祭神

御祭神は2柱。

三穂津姫命(みほつひめのみこと)
事代主神(ことしろぬしのかみ)
です。

それぞれの神様についてご紹介します。

三穂津姫命(みほつひめのみこと)

造化三神の一柱高御産巣日神(たかみむすびのかみ)の娘です。
※宇宙に初めて現れた神様。とてつもなく尊い神。

また、出雲大社に祀られている大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)の奥様です。

稲穂を手に持ち、高天原から降臨。人々に農耕を広めた神様。

「美保」という地名の由来は、三穂津姫命から来ているという説もあります。

 

事代主神(ことしろぬしのかみ)は、七福神でおなじみの「えびす様」で有名ですね。

左手に鯛、右手に釣り竿をもち、満面の笑みを浮かべるふくよかな神様。

実は、出雲大社に祀られている大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)のお子様で

国譲り神話でも有名な神様です。

国譲り神話(簡単にまとめた)

天照大御神(あまてらすおおみかみ)は地上の統治権を得るために

高天原(たかまがはら)から使者を遣わせます。

使者は、大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)に支配権を譲るよう迫ります。

大国主大神は、息子の事代主神(ことしろぬしのかみ)に相談をします。

事代主神「そりゃ、譲りましょう!」と快諾。

 

大国主大神「分かりました。地上の支配権を譲りましょう。

その代わり、自分が住む用の大きな神殿作ってね。」と返事をしました。

高天原に地上の支配権を譲った一連の出来事を「国譲り」と言います。

その後事代主神は、国造りのために尽力されました。

大国主大神が作るようお願いした神殿は、出雲大社ですね。

 

美保神社は全国にある3千を超える「えびす社」の総本山です。

文献上、初めて魚釣りをしていたのが事代主神。場所は美保でした。

昔から「漁業の祖神」として祀られていましたよ。

美保神社のご利益は?

海上安全
大漁満足
商売繁盛
五穀豊穣
夫婦和合
子宝
子孫繁栄
歌舞音曲

三穂津姫命は五穀豊穣、夫婦和合、安産、子孫繁栄
事代主神は恵比寿様、漁業、商売繁盛の神様

豊かになれるご利益ですね。

出雲大社と美保神社をセットでお参りすることを「両参り」と言い
より良いご縁に恵まれると言われています。

可能であれば、出雲大社とセットでお参りすることをおすすめします。

 

美保神社の参拝ルート・所要時間

美保神社推奨の参拝ルート・見どころがあるので、ご紹介します。

美保神社の参拝所要時間は?

約30分です。

ゆっくり参拝したら、約40分~。

参拝ルートは社号標・鳥居からスタート

社号標のあるこの角度が「撮影ポイント」と紹介されています。

ずいぶんオープンな神社です。

 

手水舎

まずは手水舎で身を清めます。

柄杓(ひしゃく)が竹の手づくりっぽい。

 

神門(しんもん)

拝殿前にある大きな門。1928年(昭和3年)に作られました。

この門も「撮影ポイント」です。

私は斜めから撮影してしまいましたが、門をまっすぐ撮るのがオススメ。

 

美保神社・拝殿

こちらが美保神社の拝殿。この角度も「撮影ポイント」です。

後ろの拝殿まで入れるのがポイントかと。

 

ここで「福種銭(ふくたねせん)」が、頂けます。

福種銭とは、ご祈祷された10円玉。お値段50円です。

福種銭は持ち歩くものではなく、お買い物で使うもの。

巡り巡って自分に福がかえってくる、と言われています。

2020年1月現在、10円の新硬貨不足のため福種銭は頂けず。

 

宮御前社(みやみさきしゃ)

宮御前社(みやみさきしゃ)
宮荒神社(みやこうじんしゃ)
船霊社(ふなたましゃ)
稲荷社(いなりしゃ)

4つの「社」が合祀されています。
土・龜・船・食事の神様が祀られています。

 

御霊石(おたまいし)

中には神霊の宿る丸い大きな石が。

石を触ると「お腹の子が健康に育つ」と言われています。

 

美保神社・本殿

後ろから撮影した本殿。

画像、左側に三穂津姫命(みほつひめのみこと)
右側に事代主神(ことしろぬしのかみ)が祀られています。

「美保造」と言われる建築様式。(国指定の重要文化財)

御祭神がおわす2つの部屋を、装束の間がつなぐ特殊な作りです。

確かに、横並びの御本殿はなかなか見ないかも。

 

若宮社

若宮社(わかみやしゃ)
今宮社(いまみやしゃ)
秘社(ひしゃ)

3つの「社」が合祀されています。
若宮社には、事代主神のお子様「天日方奇日方命(アメヒガタクシヒガタノミコト)」が祀られています。

 

亀の石像

側溝にある「亀の石像

昔から一度も枯れたことがない泉、そこに亀の石像があります。

枯れないつながりで「枯れない愛」「商売が枯れない」

縁起が良い亀と言われています。

お賽銭が亀の上にありましたよ。

 

社務所

こちらが社務所。御朱印も頂けます。

 

やはり鯛のデザインの絵馬やお守りがおすすめ。

鯛と稲穂の絵が書いてある御朱印帳を購入しました。

なんかめでたくて、元気になりそう。

 

道中の画像

美保神社に行く道中の画像。

中海(なかうみ)がとっても美しいです。

 

美保神社の最寄り駅・アクセス・駐車場情報

アクセス方法(バス)と最寄り駅

バスの場合

JR松江駅・JR境港駅からバスが出ています。
美保神社、最寄りのバス停は「美保神社入口」

※郵便局前にある「美保神社入口」バス停

JR松江駅→美保神社入口
料金970円
移動時間 1時間30分
※途中「美保関ターミナル」で乗り換えます。

移動方法
①一畑バス(万原線)
JR松江駅「11.美保関ターミナル」乗車
→美保関バスターミナル
(45分 770円)

②美保関コミュニティバス(美保関線)
美保関バスターミナル「ターミナル⇔美保関」乗車
→美保神社入口 30分 200円

※土日は減便します。
※バスの時刻表はこちら

 

JR境港駅→美保神社入口
料金400円
移動時間 30~45分
※途中「」で乗り換えます。

移動方法
①コミュニティバス(境港線)
JR境港駅「宇井渡船場行」乗車
→宇井渡船場(ういとせんば)
(15分 200円)

②コミュニティバス(美保関線)
宇井渡船場「美保関行」乗車
→美保神社入口
(15分 200円)

※土日は減便します。
※バスの時刻表はこちら

駐車場

神社前に無料駐車場あり
約10台

または、美保関観光無料駐車場が近くにあります。
約30台
美保神社には徒歩2分

おすすめのアクセス方法

おすすめのアクセス方法は自動車です。

石見銀山、出雲大社、八重垣神社など島根県の見どころは点在していて
効率よく回るなら、自動車が便利。

松江駅周辺・出雲市駅周辺・出雲空港でレンタカー利用できますよ。

楽天トラベルでレンタカーをチェックする

もしくは、相乗りタクシーがおすすめ。

美保神社 地図・営業時間・御朱印

美保神社の地図

住所  島根県松江市美保関町美保関608

営業時間

参拝可能時間 いつでも
社務所営業時間 8時~17時ごろ
※営業終了時間は夕方17時頃とおっしゃっていましたが
日によっては17時過ぎても対応可能。事前に連絡が必要です。

電話番号 0852‐73‐0506

御朱印

御朱印は社務所で頂けます。
料金(初穂料)は300円。

 

美保神社を観光するツアーがあります。

なんと「美保神社観光ツアー」があります。

出雲大社とセットで両参りするツアーがおすすめです。

≪バスツアー/テーマのある旅特集≫クラブツーリズムお勧めツアーこちら!
※右上のメニュー(横棒3本が縦に並んでいるマーク)をクリック!
表示されたページ一番下の検索BOXに「美保神社」と入力し、検索してみましょう。

 

宿泊・レンタカー情報

島根県内には多くの観光地があります。

・世界遺産 石見銀山
・出雲大社や、周辺の神社
・玉造温泉
・松江城やその城下町
などなど。

島根県はとても縦に長い形をしています。
宿泊をして、ゆっくり観光するのもいいですね。

 

宿・ホテルの予約

宿泊は松江市・出雲市・大田市・益田市の駅周辺が便利。

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レンタカー

松江市・出雲市・大田市・益田市の駅周辺が便利。

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まとめ

今回の記事では、美保神社について
・創建の歴史と御祭神
・ご利益・ご神徳
・参拝ルート・所要時間
・アクセス方法
・御朱印情報
等をまとめました。

ものすごく空気の良い、清々しさ満開の神社でした。
駅から遠いですが、可能ならまた行きたいですね。

 

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