宮崎県にある「宮崎神宮」
初代天皇を祀る神宮で、歴史的にも、パワースポットとしても人気です。
今回の記事では、宮崎神宮について
・創建の歴史と御祭神
・ご利益・ご神徳
・見どころ
・参拝ルート・所要時間
・行き方・駐車場情報
・御朱印情報
参拝をするなら知っておきたい情報をまとめました。
宮崎神宮 創建の歴史。御祭神はあの神武(じんむ)天皇!
![](https://stick-to-travel.com/wp-content/uploads/2020/10/08222165b9094a316eba7855dea2f61f.jpg)
宮崎神宮が建てられたのは大昔ですが、年代ははっきりしていません。
鎌倉時代の文献に載っているので、鎌倉以前ではあることは確実。
社伝によると、神武天皇のお孫さん(健磐龍命・たけいわたつのみこと)が九州の長官に就任した時
おじいちゃん(神武天皇)の偉業をたたえて祀ったのが始まり。
(※神武天皇の偉業とは、苦難を乗り越え日本を建国されたこと。)
社殿が作られたのは、第十代崇神天皇(すじんてんのう)の代と言われています。
ちなみに、健磐龍命(たけいわたつのみこと)は阿蘇神社に祀られている神様です。
神武天皇に九州を治めるよう命じられ、九州へ移動後、長官になる。
阿蘇を拠点に住みやすい街づくりをしました。
現在は開拓の神様として阿蘇神社など、多くの神社で祀られています。
御祭神
宮崎神宮に祀られている神様は・・・
神日本磐余彦尊(かむやまといわれびこのみこと)
→神武天皇が天皇に即位されるまでのお名前
鵜草葺不合命(うがやふきあえずのみこと)→神武天皇のお父さん
玉依姫(たまよりひめ)→神武天皇のお母さん
親子で祀られています。
宮崎神宮のご利益・ご神徳は?
心願成就
必勝祈願
延命長寿
開運厄除
神武(じんむ)天皇が様々な困難を乗り越え、日本を創建したこと、
長寿であったことから、このようなご利益があると言われています。
宮崎神宮の参拝所要時間・見どころをご紹介。
宮崎神宮はルートが分かりやすいので、迷うことなく参拝できます。
宮崎神宮の参拝所要時間は?
お参りをするのであれば20分あれば十分です。
景色・建築などを眺めながらじっくり参拝するのであれば、30分~となります。
参拝ルート上の見どころをご紹介!
まずは「二の鳥居」
![](https://stick-to-travel.com/wp-content/uploads/2020/10/c43b27cffd0d7935a418a1c7b4cb93ac.jpg)
画像右側に建っているのは二の鳥居。
ちなみに一の鳥居はここから1km離れた所にあります。
画像左側には樹齢100年の大きな樹がありました。
参道を歩く パワースポット感満載!
![](https://stick-to-travel.com/wp-content/uploads/2020/10/6b1e694fbc3a8afe9bf2d32aaaeb4256.jpg)
二の鳥居をくぐると、真っ直ぐな参道が続きます。
とにかく歩いていると清々しい参道。
玉砂利を踏みしめるたびに、空気を吸い込むたびに
全身が浄化されているような気分になります。
この浄化される感覚が、パワースポットと言われる理由か?と思う。
日差しは強めでしたが、木々に囲まれた参道はむしろ快適でした。
いよいよ三の鳥居
![](https://stick-to-travel.com/wp-content/uploads/2020/10/e7b9abf9b5cb999fc5f7104c5369db46.jpg)
二の鳥居から200m進むと「三の鳥居」です。
宮崎神宮にある鳥居は「神明鳥居(しんめいとりい)」
伊勢神宮などで見られる造りで
縦横に真っ直ぐで直線的である点、また柱などが円形となっています。
よく見かける一般的な鳥居よりは、とてもシンプルな造りです。
手水舎(てみずしゃ)
![](https://stick-to-travel.com/wp-content/uploads/2020/10/8f3ddb6c515ce03a6a9ed9553142cc4e.jpg)
こちらで身体を清めます。
コロナの影響で、柄杓(ひしゃく)を見なくなりましたね。
見事な造りの「神門」
![](https://stick-to-travel.com/wp-content/uploads/2020/10/8992facdb142a45206cd72b7480897f0.jpg)
拝所の手前に、神門(しんもん)があります。
門の左側には、皇紀(神武天皇が即位された年を元年とするもの)が表示されていました。
西暦2020年は、皇紀2680年。
イエス・キリストが生まれる660年前に、神武天皇が天皇に即位されたことになります。
日本の歴史って長いですね。そりゃ教科書も厚くなるわ。
拝所(はいしょ)
![](https://stick-to-travel.com/wp-content/uploads/2020/10/321fbd9c8f900a97fd5aa56049464000.jpg)
こちらが手を合わせて拝む、拝所(はいしょ)
こちらも神門に負けず立派な造りとなっています。
やはり目につくのが屋根の上にある装飾品と思われる物。
![](https://stick-to-travel.com/wp-content/uploads/2020/10/561b136a13330880f0b4b7bab3be9abc.jpg)
屋根の上に5つ並んでいるのが「鰹木(かつおぎ)」
男の神様が祀られている場合、鰹木が奇数となっています。
屋根の端にあるのが「千木(ちぎ)」
千木の先端が上に伸びている(外削ぎ)は男神
千木の先端が横に伸びている(内削ぎ)は女神が祀られている
と言われています。
神武天皇(男の神様)が祀られているので、ここでは外削ぎになっていますね。
千木と鰹木は、神聖なる神社の象徴とも。
神門、拝所、幣殿全てに見られました。
こちらが拝所の中です。
祀られてある神様が、額に書かれています。
真ん中が「宮崎神宮」、右側に「神武天皇」、左側に「鵜草葺不合命・玉依姫命」
そして至るところに菊の御紋が見られます。
菊の御紋は天皇・皇室を表す紋章と言われています。
神武天皇が祀られているなら、皇室に縁の深い神社ですよね。
ここでしっかり手を合わせて、お祈りをしました。
幣殿(へいでん)
![](https://stick-to-travel.com/wp-content/uploads/2020/10/d7858a6807525a8efc71ee332b68267a.jpg)
こちらが幣殿(へいでん)です。拝所から見ることができます。
幣殿とは、拝所(はいしょ)と本殿の間にある建物で
神様へのお供え物(弊物・へいぶつ)をする場所です。
残念ながら御本殿を見ることはできませんでしたが、幣殿も立派なたたずまいですね。
立派な千木と鰹木、青い屋根が神社の格式を感じさせてくれます。
よく見ると鰹木(かつおぎ)には、金色の菊の御紋が入っています。
授与所
![](https://stick-to-travel.com/wp-content/uploads/2020/10/34acb7fe60eb8806b21a61472f3bdaa1.jpg)
こちらでお守りや御朱印を頂いたり、おみくじを引くことができます。
向かいには休憩所があります。
授与所営業時間
10月~4月 8:00~17:00
5月~9月 8:00~18:00
宮崎神宮の行き方(アクセス方法)・駐車場情報
電車
最寄り駅は「JR宮崎神宮駅」
日豊本線、JR宮崎神宮駅より徒歩10分の距離です。
※宮崎神宮駅は、宮崎駅から一駅。
バス
バス停「宮崎神宮」より、徒歩5分。
宮崎駅や宮交シティからバスが出ています。
駐車場情報
駐車場は「宮崎神宮西神苑駐車場」を利用します。
(東神苑ではないのでご注意を!)
料金は無料です。
宮崎神宮 地図・営業時間・御朱印情報
宮崎神宮の地図
住所 宮崎県宮崎市神宮2丁目4−1
営業時間
参拝可能時間
10月~4月 午前5時30分~午後5時30分
5月~9月 午前5時30分~午後6時30分
授与所営業時間
10月~4月 8時~17時
5月~9月 8時~18時
御朱印情報
御朱印は神社内の授与所で頂けます。
料金(初穂料)は300円。
2種類頂きました。
・他にも宮崎の観光情報を知りたい方はこちら
→宮崎の観光情報
宮崎神宮周辺のおすすめ神社
江田神社
みそぎ発祥の地。パワースポットとして近年人気の神社です。
青島神社
島全体が境内。青い海と赤い社殿が最高の景観を作り出します。
縁結びのご利益あり!
モデルコース
日南海岸を北から南へ下るモデルコースの紹介です。
まとめ
今回の記事では、宮崎神宮について
・創建の歴史と御祭神
・ご利益・ご神徳
・見どころ
・参拝ルート・所要時間
・行き方・駐車場
・御朱印情報
をまとめました。
街なかにある神宮ですが、別世界のように清々しい空気でしたよ。
社殿も立派で、おすすめの神社です!
コメントを残す