大神神社の摂社、狭井神社(さいじんじゃ)についてご紹介します。
由緒ある神社で、御神水が頂けたり、三輪山への登山(登拝)口があります。
大神神社に来たならば、狭井神社の参拝は欠かせません。
御神水や三輪山登山についてもまとめたので、合わせて御覧ください。
狭井神社のご利益と御祭神
こちらが狭井神社(さいじんじゃ)
大神神社から徒歩約10分の場所にあります。
崇神天皇の御代(紀元前1世紀前半)に創建されました。
御祭神
御祭神:大神荒魂神(おおみわのあらみたまのおおかみ)
舌を噛みそうなお名前ですね。
聞いたことがない神様ですが、大物主大神(おおものぬしのおおかみ)のことです。
大神神社の神様も大物主大神。
同じ神様が祀られていると思いきや、実はちょっと違います。
大神神社は大物主大神の和魂(にぎみたま)
狭井神社は大物主大神の荒魂(あらみたま)
が祀られています。
和魂と荒魂は、同じ神様でも別人のように違うらしく
和魂→優しくて温かい平和的
荒魂→文字通り荒々しく、勇猛果敢、積極的
反対の性質を表してますね。
狭井神社では、大物主大神の荒々しい部分(荒魂)が祀られています。
お名前が大神荒魂神(おおみわのあらみたまのおおかみ)です。
崇神天皇の代に疫病が蔓延して多くの人が亡くなったのですが、そんなパワフルな災いを引き起こしたのが大物主大神の荒魂。
良くも悪くもパワフルな神様ってことですね。
そのパワフルさが良い方向に働くと、絶大な力で人々の健康を守る「病気平癒」のご利益となります。
心身の健康に効くと篤く信仰されています。
狭井神社の御神水
狭井神社の拝殿裏側にある薬井戸(くすりいど)。
万病に効くと言われる薬水が湧き出る井戸です。
多くの人々が求める、価値のある御神水。
この水を求めて空のペットボトルを持ってくる方もいらっしゃいます。
御神水を頂くためのコップが用意されていましたが、こちらはコロナ前のもの。
現在は紙コップで飲めるようになっています。
こちらは狭井神社社務所の手前を左に曲がったところにある御神水スペース。
参拝客が多い日に開放されています。
御神水販売情報
御神水は狭井神社の社務所で購入方法できます。
御神水って「ごこうずい」って読むんですね(*_*)
御神水は購入することも可能です。
ペットボトル小→100円
ペットボトル大→300円
三輪山登山(登拝)道入口があります。
大神神社の御神体、三輪山に登ることができます。
登拝道入口は狭井神社の近くにあります。
※2023年4月現在、コロナの影響で登拝できません。再開未定です。
こちらが登拝道入口。
往復の所要時間は約2時間です。
明治時代までは立入禁止の神域だったため、登拝するにはルールがあり、それを厳守することが必要です。
また登拝には申込みが必要です。
申し込み方法や注意点が書いてある「神体山登拝者へお願い」です。
内容を簡単にまとめると
狭井神社の社務所で受付をしましょう。
登拝料:300円
入山受付時間:9:00~14:00
下山終了時間:16:00飲食禁止(水分補給は可)
カメラ撮影禁止
火気厳禁
トイレはありません入山登拝禁止日があります。こちらでチェック。
大事なのは三輪山を敬う気持ち。
それがあれば自然に守れるルールかと思います。
機会があればぜひ登ってみましょう。
※大変残念ながら2023年4月現在、コロナ対策のため登拝することができません(T_T)
狭井神社の御朱印・受付時間
初穂料 300円
受付時間 9:00~16:00
大神神社を参拝するツアーがあります。
なんと大神神社参拝ツアーがあります。
他の神社や歴史的見どころとセットで観光できます。
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※検索バーに「大神神社」と入力し検索ボタンを押すと絞り込めます。
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