奈良・大神神社は蛇とのご縁が!見るとどうなる?白蛇のお守り・巳の神杉情報まとめ。




奈良県大神神社(おおみわじんじゃ)は、日本最古の神社で強力なパワースポットとして有名です。

そんな大神神社は蛇と深い深いご縁があります!

深いご縁とはどんなもの?
神社で蛇を見かけるって本当?

大神神社と白蛇にまつわるご縁や神話、お守り情報をまとめました。

奈良県・大神神社(おおみわじんじゃ)と蛇のご縁とは?

手水舎は蛇がモチーフになっている。

大神神社と蛇のご縁をはどんなものなのか?

最初に結論を言ってしまうと
「蛇」は大神神社の神使(しんし)です。

神使(しんし)とは何か?

神のつかい。神と現世を橋渡しする。
神のメッセージを伝えたり、神の意を代行する。

神使はその神社にゆかりのある動物になります。

例えば
伏見稲荷は「狐」
奈良にある春日大社は「鹿」
天満宮は「牛」
などなど。

なぜ大神神社の神使が蛇なのか?その秘密は神話にあります。

神話には大神神社の御祭神大物主大神(おおものぬしのおおかみ)が登場します。

蛇にまつわる神話

崇神天皇が国を治めていた頃
大物主大神の妻となった倭迹迹日百襲姫(やまとととびももそひめ)

夜になると、大物主大神は姫のもとへ通っていました。

しかし、大物主大神が訪れるのは夜のみ。

不満を感じた姫が「あなたの顔をお昼に見たいわ。」と、お願いをすると
「わかった。昼は姫の櫛箱の中にいるけど、箱を見ても決して驚かないでね。」とこたえます。

翌朝、不思議に思いつつ櫛箱を開けると、そこに小蛇が入っていました。
驚いた姫は、つい悲鳴を上げてしまいます。

大物主大神は蛇から男性の姿になり
「驚くなと言ったのに、恥をかかせて!あなたとはもう会えません。」と三輪山に帰ってしまいました。

悲しんだ姫は腰をおとし、箸で女陰を突いて命を落としました。

日本書紀の神話から「大物主大神は蛇の化身」と言われています。

大神神社と蛇のご縁はこの神話がルーツとなり、大神神社の神使となりました。

大神神社の「巳の神杉」に蛇がいるってホント?

大神神社に蛇が現れるのは本当です。

こちらが拝殿向かいにある巳の神杉(みのかみすぎ)

樹齢400年を超える、写真におさまりきらないほどの高さがある御神木です。

蛇が棲んでいることから「巳の神杉」と呼ばれています。

大物主大神の化身とされる白蛇は、蛇神様として信仰されており

巳の神杉の手前の棚に、お酒や蛇神様が好きな卵がお供えされています。

運が良ければ白い蛇を見ることができますよ!

白蛇を見るとどうなる?

大物主大神は白蛇になって人前に現れるとの言い伝えがあります。

「御祭神の化身である白蛇を見ると、幸運や豊かさに恵まれる」

つまり、大吉兆ですね!

大神神社の「蛇のお守り」

大神神社で販売されている「蛇のお守り」をご紹介します。

画像を用意できませんでしたので、ツイッターから引用させていただきました。

「みまもり」という白蛇がとぐろを巻いている、可愛らしいお守りです。

巳の神杉が描かれた御朱印が頂けます

巳の神杉と拝殿の描かれた御朱印です。初穂料は500円。

拝殿に巳の神杉なんてありがたすぎでしょ!!

と思い、つい頂いてしまいました。

大神神社を象徴する「ざ・おおみわじんじゃ」な構図ですね。

みなさんもいかがでしょう?

大神神社を参拝するツアーがあります。

なんと大神神社参拝ツアーがあります。

他の神社や歴史的見どころとセットで観光できます。

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※検索バーに「大神神社」と入力し検索ボタンを押すと絞り込めます。

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