【奈良・東大寺】歴史・見どころ・仏像 スッキリ解説!アクセス・観光所要時間など。




 

今回スッキリとご紹介するのは、

奈良県奈良市の世界遺産、東大寺(とうだいじ)です。

 

記事のコンセプト

魅力ある観光都市「奈良」には、お寺や古墳が多くあります。

観光してときどき感じるのが…

 

古くて価値があるのは分かるけど、見どころや違いがよく分からない!!

せっかくの説明も、内容が難しくて消化不良。

私以外にもそう感じる方がいるんじゃないかな~と思います。

 

そこで、この記事(すっきり解説シリーズ)では

お寺の歴史や見どころを、簡単に分かりやすくまとめました。

「施設情報・アクセス方法・御朱印情報」も載せています。

 

さらっと見るだけでも観光に役立つと思うので、ぜひご活用下さい。

 

東大寺創建の歴史・ご本尊(仏像)

・創建された年

8世紀前半
752年にご本尊(奈良の大仏)が完成しました。

 

・創建した人

聖武天皇
仏教による国づくりをした天皇です。

 

・創建された理由と歴史(ざっくり)

聖武天皇が天皇に即位されてから(724年)、内乱や大地震、飢饉など悪いことが立て続けに起こります。

聖武天皇「国を良くするために、仏教の力で国を守ろう」と考えました。

みんなが仏教を信じてお祈りすれば、仏様に守られ良い国になるという考え(鎮護国家)です。

 

日本中に国が管理するお寺(国分寺・国分尼寺)を建て、そのお寺の総本山として東大寺を建てることを決めます。
※総本山…一宗・一派を統括する寺。お寺のトップ。

752年に大仏が、758年に大仏殿が完成しました。

 

奈良時代&平安時代、東大寺は仏教の学びの場として栄えますが、2度大きな火災に見舞われます。

一度は、1181年の平重衡(たいらのしげひら)による南都焼討、
二度目は、1567年の三好・松永の合戦です。

主な建物は全て失われましたが、その度に復興がなされ今に姿を残しています。

1998年(平成10年)都奈良の文化財」として世界遺産に登録されました。

 

東大寺の歴史を詳しく知りたい方はこちら

 

・御本尊(仏像)

ご本尊:毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ)

「奈良の大仏」と呼ばれていますが、正確には毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ)もしくは盧舎那仏(るしゃなぶつ)です。

毘盧遮那仏とは、悟りそのものが形になったお姿です。
悟りとは仏教の教え(=真理)のこと。
つまり「毘盧遮那仏は真理=最強の仏様」という事になります。

毘盧遮那(びるしゃな)とは「太陽」という意味で、宇宙の中心から知恵と慈悲を、光が差し込むように世界へ行き渡らせます。

救いに漏れた全ての人々を救う最強の仏様です。

 

・宗派

華厳宗(けごんしゅう)

南都六宗の一つ。
736年に唐から伝わってきた宗派で、盧舎那仏(るしゃなぶつ)を本尊とする。

 

東大寺の見どころ・魅力は?

見どころ①日本一有名な「奈良の大仏」

東大寺といえば「奈良の大仏」ですね。
高さ約15m、重さ250トンを超える仏像はとにかく圧巻!

大仏の脇侍(わきじ)も、四天王像も、大仏殿も全てが大迫力です。
※脇侍…本尊の左右にいる仏像

首が痛くなるくらい見上げっぱなし!大仏や大仏殿のスケールを体感できます。

 

見どころ②「上院」エリアのお堂

大仏殿の東側に「上院」というエリアがあります。

東大寺創建前から寺院だった場所で、二月堂、法華堂(三月堂)などのお堂があります。

舞台づくりの立派なお堂や、奈良時代の国宝彫刻など見どころ満載です!

 

東大寺の観光コース(地図付き)と拝観所要時間

ガイドブックや東大寺HPで観光ルートを調べましたが、どのルートもほぼ同じでした。

王道の観光コースはだいたい決まってますので、それを基に地図を作成しました。

 

鉄板王道お決まりおすすめ観光コース

①南大門
②中門
③大仏殿(有料)
④戒壇堂
⑤二月堂
⑥法華堂(有料)

東大寺には貴重な見どころが多く、有料の施設もあります。
時間が許せば大仏殿だけでなく、コースに沿っての観光をおすすめします。

大仏殿観光後、⑤二月堂⑥法華堂を観光するコースもオススメ。
そのまま春日大社に行くのもよし、最後に戒壇堂に行くのもいいですね。

 

拝観所要時間

コースに沿っての拝観所要時間は、約1時間半~2時間です。

 

観光コースにそって、見どころを紹介。

【国宝】南大門

東大寺南大門
(国宝/鎌倉時代)

最初に出迎えてくれるのは、高さ25mの「南大門」です。

大仏様(だいぶつよう)築様式で建てられており、骨組みがよく見えるゴツゴツした門は東大寺でしか見られません!

門の中には鍛え上げられたマッスルボディが眩しい金剛力士像(国宝)がいらっしゃいます。
丁寧に作り込まれた繊細な金剛力士像は必見です。

 

【重要文化財】中門

東大寺中門
(重要文化財/江戸時代)

1716年に再建されたもので、2階建ての門(楼門・ろうもん)となっています。

門の中には、四天王のうち持国天兜跋毘沙門天(とばつびしゃもんてん)がいらっしゃいます。
※毘沙門天と多聞天は同じ

通常は通れないため、大仏殿の入口は左に曲がった先にあります。

 

【国宝】大仏殿(金堂)

東大寺大仏殿
(国宝/江戸時代)

初代大仏殿は758年に建てられましたが、何度か火災にあっています。
現存する大仏殿は、1709年(江戸時代)に再建されたものです。

大仏殿の高さは約48m、横幅57m。

初代に比べ横幅が短くなったようですが、そんなことを微塵も感じさせない立派な大仏殿です。

 

 

毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ)
(国宝/江戸時代)

聖武天皇が国の繁栄と人々の幸福を願い造った「奈良の大仏」こと、毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ)です。

752年に造られましたが、何度か火災にあっています。
現存する大仏は、1692年(江戸時代)に再建されたものです。

高さ約15m、重さ250トン。想像がつかない大きさですね(^_^;)
※残念ながら日本一ではない。日本一は牛久大仏(茨城県)

貴重な仏像は写真撮影できないことが多いですが、奈良の大仏は撮影できます。

 

戒壇堂(かいだんどう)

戒壇堂(かいだんどう)
(国宝/江戸時代)

755年に創建。現存する戒壇堂は、1733年(江戸時代)に再建されたものです。

戒壇堂は授戒(じゅかい)のための施設。
授戒(じゅかい)とは僧侶の免許制度のようなもので、鑑真により制度化されました。

戒壇堂は(宮迫博之さんに似ている)国宝の塑像(そぞう)四天王像が有名です。
表情豊かな四天王像は天平時代の傑作と言われています。

 

※令和2年(2020年)から約3年間修理及び工事中です。
代わりに、通常非公開の戒壇院千手堂が特別公開されています。

現在塑像四天王像は東⼤寺ミュージアムに安置されており、拝観できます。

 

【国宝】二月堂

二月堂(にがつどう)
(国宝/江戸時代)

修二会(しゅにえ)を行うために建てられた、一風変わった作りの二月堂です。
※修二会…お水取り、お松明の名で親しまれている法要。

752年に創建されましたが、現存する二月堂は1669年(江戸時代)に再建されたもの。

奈良盆地が一望できるビューポイントです。

 

【国宝】三月堂

法華堂(ほっけどう)
(国宝/奈良時代)

3月に法要が行われることから、三月堂(さんがつどう)とも呼ばれています。

東大寺創建前から存在するお堂で、733年に建てられました。

法華堂は奈良時代に建てられた、東大寺最古の建物です。
中には奈良時代の大変貴重な仏教彫刻が10躰あり、全て国宝に指定されています!

仏像と向き合う静かなひと時はとても濃密。

東大寺に行くなら法華堂はぜひルートに組み入れてほしい、大変おすすめなお堂です。

 

アクセス方法

電車(最寄り駅)

最寄り駅① 近鉄奈良駅
近鉄奈良駅から東大寺まで徒歩16分

最寄り駅② JR奈良駅
JR奈良駅から東大寺まで徒歩30分

最寄り駅からのアクセス方法は徒歩・バスです。

 

バス

最寄りのバス停は2ヶ所

バス停①東大寺大仏殿・国立博物館

東大寺南大門まで徒歩4分

ルート JR奈良駅→東大寺大仏殿・国立博物館
近鉄奈良駅も経由します。
番号 1
所要時間 14分
バス会社 奈良交通

便数は1日3~4本ぐらいです。
※時刻表・料金はこちら(奈良交通)

 

バス停②東大寺大仏殿・春日大社前

東大寺南大門まで徒歩5分

ルート JR奈良駅→東大寺大仏殿・春日大社前
近鉄奈良駅も経由します。
番号 2、72、77など
所要時間 8分
バス会社 奈良交通

便数は1日4本ぐらいです。
※時刻表・料金はこちら(奈良交通)

 

ぐるっとバス

土日にはぐるっとバスの利用が便利です。

ぐるっとバスには3ルートあります。
奈良公園ルート
若草山麗ルート
大宮通りルート

JR奈良駅・近鉄奈良駅から東大寺へのアクセスには奈良公園ルートが便利です。

奈良公園ルート

料金 100円(小学生以上)
時刻表 15分に1便(9時~17時)
※土日祝日のみ運行

JR奈良駅西口
近鉄奈良駅

大仏殿前駐車場

※ぐるっとバスの詳細はこちら

 

駐車場

東大寺の専用駐車場はありません。
お近くの有料駐車場をご利用下さい。

おすすめの駐車場を2ヶ所ご紹介します。

リパーク今小路(有料)

住所 奈良県奈良市今小路町61-1
台数 31台
営業時間 24時間

料金
平日(月~金)
8:00〜21:00 60分200円
21:00〜8:00 60分100円
最大料金 入庫当日24時まで500円

土日祝
8:00〜21:00 60分400円
21:00〜8:00 60分100円
最大料金入庫当日24時まで700円

東大寺大仏殿まで徒歩8分の距離。近くて安い、おすすめ駐車場です。

※詳細はこちら(三井のリパークHP)

 

奈良登大路自動車駐車場

読み方は、登大路(のぼりおおじ)です。

住所 奈良県奈良市登大路町80
台数 275台
営業時間 6時~22時

料金
一回1,000円
※平日は2時間無料

東大寺大仏殿まで徒歩10分の距離。

大型駐車場のため比較的停めやすいです。
ただ土日はすぐ満車になるので、早めが肝心です。

他にもいくつかありますが、修二会などのイベントが行われると駐車料金が割増になることが多いです。
料金の確認はしっかり行っておくことをおすすめします。

 

レンタカー

格安レンタカーを比較・予約
たびらいレンタカーは免責補償、ETC、カーナビ込みの料金です。

 

ツアー情報

奈良の見どころをバス、タクシーで巡るツアーもおすすめです。

・現地出発のツアーなら「ベルトラ」
奈良 観光ツアー

 

・プランが豊富!ツアーで楽しむなら「クラブツーリズム」
話題の世界遺産や大古の歴史を楽しむ旅!クラブツーリズムの近畿旅行
※右上のメニュー(横棒3本が縦に並んでいるマーク)をクリック。
表示されたページの検索BOXに「東大寺」と入力し検索する方法もあります。

東大寺 施設情報

拝観料・営業時間

東大寺拝観料

拝観料が必要な施設
大仏殿・法華堂(三月堂)・戒壇堂・千手堂・東大寺ミュージアム

※各施設それぞれに拝観料がかかります。

拝観料
大人  600円
高校生 600円
中学生 600円
小学生 300円

セット券(大仏殿・東大寺ミュージアム)
大人  1000円
小学生 400円

団体割引など、各種割引があります。
→詳細はこちら(東大寺ホームページ)

 

東大寺の営業時間

4月~10月

大仏殿
7:30~17:30
法華堂(三月堂)・千手堂
8:30~16:00
東大寺ミュージアム
9:30~17:30
(最終入館17:00)

11月~3月

大仏殿
8:00~17:00
法華堂(三月堂)・千手堂
8:30~16:00
東大寺ミュージアム
9:30~17:00
(最終入館16:30)

※年中無休です。

 

御朱印・お問い合わせ

御朱印

他にも20を超える御朱印が各施設で頂けます。
料金(納経料) 300円

お問い合わせ

東大寺事務所
0742-22-5511

住所:奈良県奈良市雑司町406-1

 

参考図書

記事を書く際に参考にさせて頂いた書籍です。

 

奈良旅行記