東大寺の回り方(地図付き)と観光所要時間。アクセス方法と観光ルートを解説。




この記事では東大寺観光の回り方・観光所要時間を解説します。

東大寺はとても広く、敷地面積は約69ヘクタール。
東京ドーム14個分、USJの1.5倍の広さです。

広い上に見どころも多いので、効率よく観光できるおすすめの観光ルートをご紹介します。

東大寺の回り方(地図付き)と拝観所要時間

ガイドブックや東大寺HPで観光ルートを調べましたが、どのルートもほぼ同じでした。

王道の観光コースはだいたい決まってますので、それを基に地図を作成しました。

鉄板王道おすすめ観光コース

①南大門
②中門
③大仏殿(有料)
④戒壇堂
⑤二月堂
⑥法華堂(有料)

大仏殿、法華堂の拝観料はそれぞれ600円です。

東大寺には貴重な見どころが多いです。
時間が許せば大仏殿だけでなく、コースに沿っての観光をおすすめします。

大仏殿観光後、すぐ「二月堂・法華堂」を観光するコースもオススメ。
そのまま春日大社に行くのもいいですね。

拝観所要時間

コースに沿っての拝観所要時間は、約1時間半~2時間です。

観光コースにそって東大寺を紹介

【国宝】南大門

大きい大きい南大門

東大寺南大門
(国宝/鎌倉時代)

最初に出迎えてくれるのは、高さ25mの「南大門」です。

大仏様(だいぶつよう)築様式で建てられており、骨組みがよく見えるゴツゴツした門は東大寺でしか見られません!

門の中には鍛え上げられたマッスルボディが眩しい金剛力士像(国宝)がいらっしゃいます。
丁寧に作り込まれた繊細な金剛力士像は必見です。

【重要文化財】中門

東大寺中門
(重要文化財/江戸時代)

1716年に再建されたもので、2階建ての門(楼門・ろうもん)となっています。

門の中には、四天王のうち持国天兜跋毘沙門天(とばつびしゃもんてん)がいらっしゃいます。
※毘沙門天と多聞天は同じ

通常は通れないため、大仏殿の入口は左に曲がった先にあります。

【国宝】大仏殿(金堂)

どど~ん!!!

東大寺大仏殿
(国宝/江戸時代)

大仏殿の高さは約48m、横幅57m。

初代大仏殿は758年に建てられましたが、何度か火災にあっています。
現存する大仏殿は、1709年(江戸時代)に再建されたものです。

初代に比べ横幅が短くなったようですが、そんなことを微塵も感じさせない立派な大仏殿です。

大きい大きい大仏様

毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ)
(国宝/江戸時代)

聖武天皇が国の繁栄と人々の幸福を願い造った「奈良の大仏」こと、毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ)です。

752年に造られましたが、何度か火災にあっています。
現存する大仏は、1692年(江戸時代)に再建されたものです。

高さ約15m、重さ250トン。想像がつかない大きさですね(^_^;)
※残念ながら日本一ではない。日本一は牛久大仏(茨城県)

貴重な仏像は写真撮影できないことが多いですが、奈良の大仏は撮影できます。

戒壇堂(かいだんどう)

戒壇堂(かいだんどう)
(国宝/江戸時代)

755年に創建。現存する戒壇堂は、1733年(江戸時代)に再建されたものです。

戒壇堂は授戒(じゅかい)のための施設。
授戒(じゅかい)とは僧侶の免許制度のようなもので、鑑真により制度化されました。

戒壇堂は(宮迫博之さんに似ている)国宝の四天王像が有名です。
表情豊かな四天王像は天平時代の傑作と言われています。

※令和2年(2020年)から約3年間修理及び工事中です。
代わりに、通常非公開の戒壇院千手堂が特別公開されています。

現在四天王像は東⼤寺ミュージアムに安置されており、拝観できます。

【国宝】二月堂

二月堂(にがつどう)
(国宝/江戸時代)

修二会(しゅにえ)を行うために建てられた、一風変わった作りの二月堂です。
※修二会…お水取り、お松明の名で親しまれている法要。

752年に創建されましたが、現存する二月堂は1669年(江戸時代)に再建されたもの。

奈良盆地が一望できるビューポイントです。

【国宝】法華堂

法華堂(ほっけどう)
(国宝/奈良時代)

3月に法要が行われることから、三月堂(さんがつどう)とも呼ばれています。

東大寺創建前から存在するお堂で、733年に建てられました。

法華堂は奈良時代に建てられた、東大寺最古の建物です。
中には奈良時代の大変貴重な仏教彫刻が10躰あり、全て国宝に指定されています!

仏像と向き合う静かなひと時はとても濃密。

東大寺に行くなら法華堂はぜひルートに組み入れてほしい、大変おすすめなお堂です。

鉄板王道おすすめ観光コースおさらい

①南大門
②中門
③大仏殿(有料)
④戒壇堂
⑤二月堂
⑥法華堂(有料)

大仏殿、法華堂の拝観料はそれぞれ600円です。

観光ルート作成の参考にして頂けたらと思います。

アクセス方法

電車、バス、お車でのアクセス方法をご紹介します。

電車(最寄り駅)

最寄り駅① 近鉄奈良駅
近鉄奈良駅から東大寺まで徒歩16分

最寄り駅② JR奈良駅
JR奈良駅から東大寺まで徒歩30分

最寄り駅からのアクセス方法は徒歩・バス・タクシーです。

バス

最寄りのバス停は2ヶ所

バス停①東大寺大仏殿・国立博物館
東大寺南大門まで徒歩4分

バス停②東大寺大仏殿・春日大社前
東大寺南大門まで徒歩5分

※時刻表・料金はこちら(奈良交通)

ぐるっとバス

土日にはぐるっとバスが利用できます。
東大寺へのアクセスには奈良公園ルートが便利です。

料金 100円(小学生以上)
時刻表 15分に1便(9時~17時)
※土日祝日のみ運行

※ぐるっとバスの詳細はこちら

駐車場

東大寺の専用駐車場はありません。
お近くの有料駐車場をご利用下さい。

おすすめの駐車場を2ヶ所ご紹介します。

リパーク今小路(有料)

住所 奈良県奈良市今小路町61-1
台数 31台
営業時間 24時間

料金
平日(月~金)
8:00〜21:00 60分200円
21:00〜8:00 60分100円
最大料金 入庫当日24時まで500円

土日祝
8:00〜21:00 60分400円
21:00〜8:00 60分100円
最大料金入庫当日24時まで700円

東大寺大仏殿まで徒歩8分の距離。近くて安い、おすすめ駐車場です。

※詳細はこちら(三井のリパークHP)

奈良登大路自動車駐車場

読み方は、登大路(のぼりおおじ)です。

住所 奈良県奈良市登大路町80
台数 275台
営業時間 6時~22時

料金
一回1,000円
※平日は2時間無料

東大寺大仏殿まで徒歩10分の距離。

大型駐車場のため比較的停めやすいです。
ただ土日はすぐ満車になるので、早めが肝心です。

他にもいくつかありますが、修二会などのイベントが行われると駐車料金が割増になることが多いです。
料金の確認はしっかり行っておくことをおすすめします。

レンタカー

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ツアー情報

奈良の見どころをバス、タクシーで巡るツアーもおすすめです。

・現地出発のツアーなら「ベルトラ」
奈良 観光ツアー

・プランが豊富!ツアーで楽しむなら「クラブツーリズム」
話題の世界遺産や大古の歴史を楽しむ旅!クラブツーリズムの近畿旅行
※右上のメニュー(横棒3本が縦に並んでいるマーク)をクリック。
表示されたページの検索BOXに「東大寺」と入力し検索する方法もあります。

東大寺 施設情報

拝観料・営業時間

東大寺の営業時間

4月~10月

大仏殿
7:30~17:30
法華堂(三月堂)・千手堂
8:30~16:00
東大寺ミュージアム
9:30~17:30
(最終入館17:00)

11月~3月

大仏殿
8:00~17:00
法華堂(三月堂)・千手堂
8:30~16:00
東大寺ミュージアム
9:30~17:00
(最終入館16:30)

※年中無休です。

東大寺拝観料

拝観料が必要な施設
大仏殿・法華堂(三月堂)・戒壇堂・千手堂・東大寺ミュージアム

※各施設それぞれに拝観料がかかります。

拝観料
大人  600円
高校生 600円
中学生 600円
小学生 300円

セット券(大仏殿・東大寺ミュージアム)
大人  1000円
小学生 400円

団体割引など、各種割引があります。
→詳細はこちら(東大寺ホームページ)

お問い合わせ

東大寺事務所
0742-22-5511

住所:奈良県奈良市雑司町406-1

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